EP2UBCTRの概要
テレビやレコーダーを増設した場合の分配損失を補償するブースターです。
UHF 帯域と BS・CS 帯域を増幅するブースターです。(FM・VHF 帯域は伝送しません。)
JEITA HS マーク登録品です。
JEITA:一般社団法人 電子情報技術産業協会
EP2UBCTRの特長
(1)新 4K8K 衛星放送に対応
BS・CS 帯域の伝送周波数が 1032~3224MHz ですから、新 4K8K 衛星放送での次世代放送 サービスに対応しています。
(2)優れたシールド性能
テレビ・レコーダーブースターからの電波漏洩を遮へいする機能だけでなく、他の無線サービス(Wi-Fi や携帯電話などからの電波の飛び込みを遮へいする性能にも優れていますから、相互の電波干渉に強いテレビ・レコーダーブースターです。
JEITA HS マーク規格:漏洩電界強度 40.2dBμV/m 以下。
(3)多様な設置方法
増幅部本体に設けているフック取付板により、薄型テレビの背面に取付けできますから、目立たなく、テレビ裏の配線をすっきりさせることができます。
コンパクトな増幅部で、縦置き、横向きにも対応していますから、薄型テレビ周辺に置いても目立たなく、わずかなすき間にも設置できます。
(4)利得調整機能
利得調整ツマミが付いていますから、テレビの画像を確認しながら、簡単に利得の調整ができます。
(5)2 出力、電流通過型
出力が 2 出力となっていますから、テレビやレコーダーを容易に増設できます。
また、テレビやレコーダーから BS・CS アンテナに給電する場合、2 出力端子とも電流通過可能ですので、どちらからも通電できます。
(6)RoHS 指令対応
EU(欧州連合)での電気・電子機器における特定有害物質の使用制限(RoHS 指令)に適合しています。
商品の仕様・詳細
増幅部
項目 | 規格 | |
---|---|---|
伝送周波数帯域 | 470~710MHz(UHFch.13~52) | 1032~3224MHz(BS・CS) |
利得 | 0、20-27dB | 15-25dB | 利得調節範囲 | 0-10dB以上(連続可変) | 0-10dB以上(連続可変) |
雑音指数 | 4dB以下 | 8dB以下 |
実用入力レベル | 44~63dBμV(69dBμV※) | 48~65dBμV |
定格出力レベル | 90dBμV(9波) | 90dBμV(50波) |
相互変調(IM2) | - | -31dB以下 |
相互変調(IM3) | -68dB以下 | -61dB以下 |
VSWR | 3以下 | 2.5以下 |
入・出力インピーダンス | 75Ω(F型端子) | |
電源 | DC5V,0.24A | |
使用温度範囲 | 0~+40℃ | |
外観寸法 | 137(H)×89(W)×31(D)mm | |
質量(重量) | 約210g |
ACアダプター
項目 | 規格 |
---|---|
1次電圧 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 1.7W/3.5VA |
出力電圧(電流) | DC15V(最大1A) |
使用温度範囲 | DC5V(最大1A) |
外観寸法 | 57(H)×70(W)×30(D)mm |
質量(寸法) | 約80g |